前歯の空隙(すきっ歯)をラミネートベニアで治した症例

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前歯の空隙(すきっ歯)をラミネートベニアで治した症例

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患者さまは左上の1番前の歯が欠けたという主訴で来院されました。実際のお口の中を確認すると、左上の前歯が欠けているだけでなく、右上2番目から左上の2番目の歯の間に隙間がありました。

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お口元の写真です。微笑時にも歯の隙間と欠けてしまった歯が目立ちます。

このような症例の場合、ダイレクトボンディングで歯の隙間を埋め、欠けている部分を修復する方法もあります。しかし今回の前歯は全体的に形の連続性がなく、患者さまは歯の色調も白くしたいとの希望がありましたので、ラミネートベニアで歯の形および色調を整える予定としました。

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できあがってきたラミネートベニアです。

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写真でお分かりいただけるかと思いますが、ラミネートベニアはとても薄い修復物です。例えると付け爪のようなものを歯の表面に貼り付ける治療です。

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右上の2番目から左上の2番目にラミネートベニアを装着した後の写真です。

自然な色合いと形を再現できています。

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お口元の写真です。お口元とも調和した色合いと形のラミネートベニアを装着することができました。

前歯の形が気になる、歯の色が気になるなどでお悩みの方は当院までご連絡ください。一度お口の中を確認させていただきラミネートベニアで治療可能か判断させていただきます。

ラミネートベニアとはどんな治療?

・ラミネートベニアとは歯の表面を一層薄く削り、そこに付け爪のような薄いセラミックのシェルを貼り付ける治療法です。通常の被せ物と比較すると歯を削る量が少なく歯の形や色を修正することが可能です。お口の状態によっては、歯を削らずに治療可能な場合もあります。

治療回数はどのぐらいですか?

・症例によっては2~3回で治療が終了します。治療回数もそれほどかかりませんので遠方からの患者さまでもご負担は少ないかと思います。

ラミネートベニアは外れたりしないのですか?

・ラミネートベニアは歯と修復物を接着剤でくっつける治療になります。接着剤をしっかりくっつけるにはお口の中の水分をシャットアウトする必要性があります。このため当院ではラミネートベニアを装着する際に可能な限りラバーダム防湿という治療法を併用して行っております。現在は治療法も確立しており、ほとんど外れたりする事はありません。

ラミネートベニアの利点

・ほとんど歯を削ることなく、歯の形や色を修正することができます。

・ラミネートベニアはセラミックで作製するので、経年的な変色することがなく、長期的に美しい状態を保つことができます。

・治療期間が短くてすみます。

ラミネートベニアの欠点

・接着操作が通常の被せ物より難しい場合があります。

・大きく歯がなくなっている場合などは適応とならず、クラウン(被せ物)が適応となる場合があります。

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